サーモスとテルモス

ステンレス魔法瓶といえば「THERMOS」社が思いつく。
保温力がすごい。朝入れたコーヒーが夕方でも熱いくらい。
オレの周りでは「サーモス」と呼んでるし、そう呼ぶものだと思ってる。
e0091091_13471619.jpg

ところが、先日ハイキングのグループを空港でお迎えしたとき、
皆「テルモス」と呼んでいた。

お客:「ところでホテルでテルモスにお湯は入れれますか?」
添乗員:「レストランで頼めばテルモスにお湯を入れることができますよ」

最初、何を言っているのかわからなかった。
でも、某Aツアーで来るお客様達は必ず、朝にお湯を魔法瓶に入れ、上で温かいお茶を飲むのでそのことだとスグわかった。
じゃあ、テルモスは魔法瓶のこと。

魔法瓶・・・
テルモス・・・
THERMOS・・・

あっ、サーモス!

皆、サーモスの魔法瓶のことをテルモスと言ったんだ。

そこで疑問。
「サーモス」と呼ぶのか、「テルモス」と呼ぶのか?
どちらが正しいのか?
確かに体温計の会社は「テルモ」だ。

ということで調べてみた。

「サーモス」は英語読みで、「テルモス」はドイツ語読みだった。

昔の魔法瓶て中がガラスだったでしょ。
あれはガラスを二重にして間の空間を真空にしていたわけで、今はそのガラスがステンレスになっただけで、基本的構造は変わっていない。

そのガラス製魔法瓶を1904年に世に出したのが、ドイツの「THERMOS」社。
つまり「テルモス」社。
そして、1907年以降にイギリス、アメリカ及びカナダで「THERMOS」社が設立。
つまり「サーモス」社。
ちなみに今は日本の「サーモス株式会社」が全ての「THERMOS」社を傘下に収めているので「サーモス」と呼ぶのが正しいと思われる。
ちなみにロゴに下に「NISSAN」と書かれているのは、前身が「太陽日酸」という真空関係が超得意な会社だったから。

この魔法瓶が最初に日本で紹介されたとき、「テルモス」として紹介されたらしい。
で、昭和30年代の登山ブームの時に、「テルモス」として登山者の中で憧れの道具になったらしい。

つまり、ハイキングをする年配の人たちが「テルモス」と言っていたら、その人たちのハイキングの歴史もうかがい知る事ができるってことだな。

な~るほど。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
[PR]
by ahaha0826 | 2009-10-15 13:49 | 徒然