チャージランプと雨とエルク

自動車には「チャージランプ」という警告灯がある。
大体下の写真の様に「バッテリー」のデザイン。
自動車のエンジンにはオルターネーター(発電機)がくっついてる。
エンジンを始動するために使う電力はバッテリーの電力を利用するけど、始動後はオルタネーターから発電される電力で車の電力はまかなわれるのでバッテリーの電力は使用しない。
電力が自動車に供給されて、尚且つ余った電力がバッテリーに充電される仕組み。
オルタネーターに不具合があって十分な発電ができなくなると、バッテリーから必要な電力が補われるのだが、この時にチャージランプが点灯する。
要はチャージランプは「十分に発電されてませんよ」という「お知らせランプ」なのです。
チャージランプ点灯中はバッテリーからの電力を使用しているので、電池自動車状態。
バッテリーの電力が無くなれば、自動車の機能は必然的に止まります。
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よくわからない人は気にしないでください。

今日、同僚が仕事中に使用していた車両が止まったとの連絡が事務所にあった。
内容を聞くとどうもこのオルタネーターの不具合っぽい。
チャージランプが点灯し、その後電圧計が徐々に下がり、止まったとのこと。
場所はバンフから100kmくらい離れた場所。
ヨーホー国立公園内、フィールドの町より更に15分ほど西らしい。
トーイングするにも料金がかかりそうという理由で、
急遽オレがバッテリー2つもって現場へ急行することになった。
要はバッテリー2つを使い電池自動車状態でバンフまで帰ることを試みる考え。

連絡から約2時間後に現場到着。
乗ってきた車両にお客様と荷物を載せ換え、俺は故障車両に。
バッテリーを装着し、エンジン始動。かかるかかる。乗れる。
さあ、ここからどこまでもつか。
さあ、出発。

走り出してスグにあることに気がついた。
チャージランプは点灯するときとしないときがある。
つまり、十分発電してるときとしてないときがあるってこと。
エンジン回転数と使用電力の微妙なバランスのようだ。
どうも、コイツ完全に死んではいないらしい。
これはラッキーかも!
上手く、十分発電する領域で走れば、バンフまで帰れる!

さっそく、エンジン回転数を上げたり下げたり、ギヤ位置を変えてみたり、
当然他の電力は使わないように、エアコン、ラジオなど電装品は全て電源OFF。
とにかく「節エネ領域」を模索。
まるで「アポロ13」のKen状態。(←知らない人はまあ、見てみ)
ついに発見、「省エネ領域」!
オーバードライブで100kmちょっと。
トップギヤなら90kmくらいが調子いい。
全然チャージランプつかない。
でも、ブレーキを長く踏んだりすると「ユラユラ~」って点灯。

順調に道路は進むが、ひとつ気になる箇所があった。
それはレイクルイーズ付近の道路拡張工事区間。
制限速度が50kmくらいまで落ちる。
でも雪降ってるし、夕方なのでもう終わってるだろうとプラスに考える。
そしたら、前方で車が何台か停まってる!

「え~!工事してないのに~!」

って良く見ると、なんと!

「え、エルク~!」

エルク(大角鹿)が道路を横断中!しかも立派な角のオス。
エルクが道路横断するのってあんまり見ないのでちょっとレアな体験。
いやいや、そんなことよりチャージランプ完全点灯・・・。
いつもだったら「すげ~」とか感動する場面でも、
今回は「はよ、渡りきってくれ!なにノンビリ歩いとんねん!」て感じ。

バッテリーが、バッテリーが~・・・。

エルクは無事道路を横断し、再スタート。
また省エネ領域をキープ。順調順調。

そしたら今度は!

「あ、雨~!」

雨が降ってきた。結構ドシャ降り・・・。
前が見えなくなるので仕方なくワイパー作動。
「ウィ~ン、ウィ~ン」てワイパーが動くたびに、連動してチャージランプが
「ユラユラ~、ユラユラ~」って点灯・・・。

アクセルワークを駆使し、更にシビアになった「省エネ領域」をキープ。

どきどきしながら、なんとかバンフに到着できました。

今回、感じたことは
「大雪の日に暖房無しは寒すぎる!」

ちゃんちゃん
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by ahaha0826 | 2006-09-15 22:18 | イベント